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花粉症は、誰のせい?

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あなたが花粉症になったのは、一体誰のせいでしょう?

花粉を飛ばす杉が悪い?それとも、杉を植え過ぎた人間のせい??
確かに、飛散する花粉の量が減れば花粉症は軽くなります。
でも、たとえ全ての杉を伐ったとしても、また別のアレルゲンが現れるかも…。

私の姉も弟も、父の体質を受け継いで、アレルギー体質です。
姉はそばアレルギーで、可哀想に、お蕎麦を食べる事が出来ません。
弟は、幼い頃から成年に至るまで、アレルギー性鼻炎に苦しみました。

私は幼い頃に肺を患った以外は、特にアレルギーは無かったのですが
20代前半にアトピー性皮膚炎になり、9年ほど前に花粉症を発症して以来、
喘息性の咳や鼻炎が絶える事無く、体調を崩しては、寝たり起きたりの生活。

新築マンションに引っ越してからは、シックハウス症候群まで併発して
とうとう年中、薬なしでは暮らせない体になってしまいました。(;_;)
その挙句、皆さんご存知のように、アレルギー性肺炎で2度も入院。
(でも、お陰で本当の私に目覚める事ができたので、今は病気に感謝してます。)

そんな私でしたが、最近は、たまに風邪をひいて咳や熱が出ても
生活態度を反省してゆっくり休めば、自力で症状は治まるようになったし
花粉症は、乳製品を極力控えるようになってから、一度も症状が出ていません。
長かった薬づけの生活とも、サヨナラです~~~!!! \(^o^)/

これは私自身の体験と、多くの友人知人からも、成果が得られたという嬉しい
ご連絡を頂いているので、自信を持って皆さんにもオススメしたいと思います。

アレルギー体質を改善する方法は、きっと色々あるのでしょうが
誰にでも、今すぐに実行できる簡単な方法が、心身の「冷えとり」です。
具体的には「心土不二」を食の基本として、体を冷やす食べ物は控え目にして
半身浴や、絹の靴下の重ね履きなどで、下半身をしっかり温めることです。
(頭部は涼しくして、温めるのはおヘソから下にしましょう。)

心の冷えは「傲慢」「冷酷」「利己」「強欲」等の自己本位な心が組み合わさって、
様々な病気の原因になるそうですが、ここでは割愛させていただきます。
深くお知りになりたい場合は参考書籍をお読み下さい。瞑想も、いいですね。

私自身、アレルギー性肺炎の時、最初はステロイド剤のお世話になったので
薬を否定するつもりは、一切ありません。
ただ、もし今、症状がそれほど酷くなくて、薬なしで耐えられる程度なら…
毒になるかもしれない薬物に依存するよりも、
毒になるような食べ物を控える方が、体の負担は軽いのではないでしょうか?

以下、私が愛読している進藤義晴先生の「万病を治す冷えとり健康法」から
一部ご紹介させて頂きます。
コレ(↓)を読めば、スギ花粉に対しても、感謝の心が芽生えるかも!?(笑)

***   ***   ***   ***   ***
アレルギーという現象の正体も、西洋医学ではまだ充分に解明されていませんが、
ほかの病的現象と同様に内臓にたまった病毒を排出するための自然治癒力の働きの
一部なのです。
体を冷やす食べ物(アレルギー体質を作る食べ物)の毒を常日頃ためこんでいる上に、
冬の寒さで足もとが冷え、間違った暖房法で足もとの冷えが増強されます。
すると、体が我慢の限界を超えた、毒を出さないともたない、ということになって、
くしゃみ、鼻水、涙などの形で出してくるのです。

毒のたまり方がひどいと冬の最中にも「かぜ」の形でくしゃみ、せき、鼻水、発熱などに
よって毒を出し冷えを温めます。かぜをひかずにすんでも、春になると、東洋医学では
春は「肝臓の季節」つまり解毒の季節とされているので、体の排毒機能が盛んになり、
たまっている毒を出そうとします。そこへ杉の花粉などがきて、排毒作業開始の号令を
かけるのです。
   (中 略)
アレルギー体質は、冷え(とくに冷やす食品による冷え)と食べすぎ、精神的ストレス
が作るのですから、これを避ければよいのです。アレルギー反応が起きた時は、
毒が出て治るため、と承知して、いやがらずに積極的に出すことです。
***   ***   ***   ***   ***

進藤先生によると、10歳くらいまでの子供は、体内の毒を出す力が強いので
ちょっと体に悪いものを食べたら、体は敏感に反応してすぐにそれを出そうとします。
幼い子の耳ダレや鼻水、湿疹かぶれやアトピー、喘息などは、その作用です。
それを、薬で症状だけ抑え込むと、表面だけ綺麗になっても、毒は内蔵に返って
そのまま溜め込まれてしまいます。

子供が成長するに従って、毒に耐えようとする力が強くなるので、
「小さい頃は弱かったのに健康になった」…と、親は安心するのですが
これは決して「治った」のではなく、体が鈍感になっただけで、
実は毒が体に蓄積されているので、そのうち花粉症を発症したり、
年をとると毒に耐える力がまた弱くなってくるので、もっと酷い病気となって、
何年かに一度、一気に噴出したりするわけです。
昔の人は、経験から、厄年としてそのサイクルを捉えていたのでしょう。

長々と書いてきましたが、もし今、あなたが花粉症などで苦しんでいて…
本気で体質を改善したいと願っているのなら、薬に頼る前に、騙されたと思って(笑)
「体を冷やす食品(※)」を、出来る範囲で、控えてみてはいかがでしょうか?

花粉症がもし治らなかったとしても、一時的な好転反応に苦しむ事があっても、
根気よく続ければ、少しずつ体から毒が抜けていけば、肌も綺麗になりますし
いつの間にか体の線も、女性は女性らしく、男性は男性らしく引き締まって、
心身共に一段と軽やかになること、私が請け合いま~す!

う~ん。でも… 私がいくらお勧めしても、説得力が無いかもしれませんね。
私の場合、いくら穀菜食中心とは言え、食べ過ぎを改めなければ!! (^_^;)

※ご参考までに、主な「体を冷やす食品」の見分け方を書いてみます。
1.人工的に精製したもの (白米、漂白した食品、白砂糖、化学調味料、保存料など)
2.動物性脂肪 (ラード、肉の脂身、バター、乳脂肪など) 
  マーガリンは植物性ですが、トランス脂肪酸が含まれているので極力控えましょう。
3.地面の上に出ている植物で、夏に採れるものや、熱帯で収穫されたもの。
4.嗜好品 (アルコール飲料、煙草、コーヒー、香辛料など)

(注)食べ物はバランスが肝心。体を冷やす食品=体に悪い食品ではありません。


万病を治す冷えとり健康法

進藤 義晴 / / 農山漁村文化協会

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画像はMさんの撮影です。(紅葉と四季桜)

by palty-yuria | 2008-10-04 10:23 | 健やかに美しく