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喜ばれること

東京で一人暮らしをしていた頃から 感謝日記 を、つけています。
たまに不愉快な出来事に出くわしたり、辛いことがあったとしても…
翌日まで持ち越さずに済むし(だって、感謝すべき事の方がずっと多いから!)
毎朝、まっさらな気持ちで目覚められる、私のラッキーアイテムの一つです。
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昨日も、嬉しい出来事がたくさんありました。

例えば一つ目は・・
いつも4時過ぎに起きて5時には朝食を済ませる母は、9時を過ぎるとお腹をすかせて
どうしても不機嫌になってイライラしたり、何度も「ご飯まだ?」と催促してきます。
つい飴や大福などのお菓子を食べてしまうので、体に良くないと案じていましたが…
最近は催促される前に表情を読んで、母の好きな料理を作ってあげるようにしています。

先日パスタを作る時に、私がキャベツを切っていたら「キャベツ、炒めるんかな?」と、
母が呟いていたのを思い出し、昨日はキャベツとソーセージをサッと炒めて小皿に盛って
フォークを添えて渡してあげたら、案の定、大喜びしてくれて「おいしい、おいしい」と
クロちゃんにもお裾分けしてあげながらペロリと食べてくれて、その後もずっとご機嫌よく
過ごしてくれました。私がアパートに戻る時も、わざわざ玄関まで見送ってくれて
「今日もありがとう。帰り、気をつけてなぁ。」と、労いの言葉までいただきました♪

そして二つ目。
読み終えたミステリーを、本好きのお友だちに差し上げたいと思って、彼女の好きな作家
や、同シリーズを読んだことがあるか、その本を読んだことはあるか、、、など
日頃の会話の中からさりげなく探っていたところ、彼女はその作家のファンだということや
その作品は(ドラマ化されたテレビ番組は観ているけれど)、未読だということが判明。
きっと喜んでもらえると確信できたので、昨日プレゼントさせて貰ったら、すごく喜んで
もらえてホッと一安心。「不要になったら、またどなたかに差し上げてくださいね~!!」
とひと言添えると「はい!そうおっしゃってもらって、心置きなく友人にまわせます♪」と
ニッコリ笑顔のプレゼントをいただいて、とてもハッピーな気持ちになりました。

私自身が、身の周りのモノを減らす「断捨離」を実践している最中ですので、
たとえ本1冊でも人様に差し上げるときは、物理的・精神的な負担をおかけしないように
細心の注意を払うようになりました。そして差し上げた後は、そのモノの幸せを願いつつ
お贈りしたことはスカッと忘れてしまいます。もちろん、本の感想などは訊きません。
早く読まなくてはとか、感想を言わなくてはとか、相手にプレッシャーを与えてしまったら
何にもなりませんから…。(でも、たまに気持ちが先走って、失敗しています。(^_^;)

そのモノが、また他の「必要な人」の手に渡っていくと思うと、それも嬉しいですしね~
快く受け取ってもらえた、ただそれだけで、贈り手は最高の幸せを味わえるのです!(^^♪

自分とは違う「誰か」に喜んでもらうことは、けっこう難しいことですよね。
感性も趣味・嗜好も違うから、時に、ひとりよがりな自己満足に陥ることもあるでしょうし
お返しなどで相手の方に負担をかけてしまっては全くの逆効果だから、色々と気を使います。
でも、ピュアな気持ちで、少しでも気に入って戴けるものを…と、一生懸命、頭を絞って
色々考えている時間は最高に楽しいし、喜びの笑顔を想像するだけで、ワクワクします!! 

誰かを喜ばせようとすることは、実は、自分の魂を喜ばせていることなのかもしれません。
失敗してもご愛嬌。過ちは大切な心の「糧」として、何度も繰り返さなければ良いのです。
一つ言えることは、他人(の気持ちや言動)をコントロールしようとしないこと!
変えられるのは自分だけ。幸せになりたければ、まず自分の心を光で満たしましょう!!

(他の誰にでもなく、自分自身に向かって、書いています)

毎日必ず嬉しい出来事や幸せな出会いがあって、それを思い出しながら日記にしたためると
たとえイヤなことがあったとしても、ハッピーにかき消されて、私は毎晩ゼロに戻るのです。

by palty-yuria | 2010-05-18 09:33 | こころの奥深く