人気ブログランキング | 話題のタグを見る

怒った時は鏡を見よう!

本日ご紹介させていただく本は、スリランカ初期仏教の長老、
アルボムッレ・スマナサーラ師の著書
「怒らないこと」―役立つ初期仏教法話〈1〉

という本です。

『怒らないこと。これが幸福の秘訣です。』
表紙の内側には…
 
 『昨今では、怒って当たり前、
 ややもすると怒らないと不甲斐ないとでも言わんばかりです。
 ブッダは、これに真っ向から反対します。
 怒ってよい理由などない。怒りは理不尽だ。怒る人は弱虫だ。
 怒らない人にこそ智慧がある。怒らない人は幸せを得る。』

…と、書かれている内容が、的確にまとめられています。
この本を読んで、私が以前から感じていたけれど上手く表現できなかったこと
【怒らないことが幸せの早道】が、筋道立って書かれていたので嬉しくなりました!

・「怒り」が生まれると「喜び」を失う  ・「私は正しい」と思うから怒る
・「私は間違いだらけ」とわかると怒らない  ・嫌なことを反芻してさらに不幸になる
・「正しい怒り」は存在しない  ・相手を倒す前に自分が壊れる
・怒り続けると「怒りそのもの」になる  ・自分で反省しなければ意味がない
・怒りを「抑える」「我慢する」は大間違い  ・動物の世界でも、強い者ほど怒らない
・本当の愛情や自信があれば話は通る  ・怒りではなく「問題」をとらえる
・相手の怒りには「智慧」で勝つ  ・やりたい放題の人には鏡を見せる
・「面子」は醜い  ・笑える人ほど智慧がある  ・心を鎮めて状況を把握する
・エゴは自分の足枷  ・平和を語る人が強者  ・誰もが幸福に生きられる

目次から、ざっとご紹介してみましたが、いかがでしょうか?
心に響いた言葉がもし一つでも見つかったなら、どうぞお読みになってみて下さい!
悩み多き人生を素敵に変えられる素晴らしい一冊だと、自信を持ってお勧めします!!

by palty-yuria | 2008-04-29 22:33 | 知性と感性と