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親の一言が与える影響の大きさについて、考えてみた。

親の一言が与える影響の大きさについて、考えてみた。_f0077595_1546597.jpg何とも物々しいタイトルですが、中身はお馬鹿な「私小説的」打ち明け話です。(笑)
どうぞ、お気楽に読み流してやってくださいませ~!!

最近「いじめ」や「自殺」などの暗いニュースが続いています。
そのことで、私も色々考えましたし、何十個も記事が書けるくらいたくさんのことを
頭の中で組み立ててみたりもしました。命や魂のこと、劣等感について。

でも、それをそのまま文章にしようと試みるのは、今はやめようと思います。
その理由も、今は書かずにおきます。ごめんなさい。

*****
私、実は「イジメられっ子」でした。 う~ん。違うなぁ。 「イジメられ大人」でした。



それは、社会人になってから。
職場の後輩の年下の女性に、こちらから挨拶しても無視されたり、
廊下でドン!…とぶつかって来られたり。(こちらが謝ってもシカトです)
その理由はたぶん、私だけが進んで残業や休日出勤をしたり、
その為に私が上司に、特に社長に、重宝がられ可愛がられていたからかと…。
(その女性は、その会社の社長に憧れて入社した人だったので。)

他の年長の先輩社員さんからは、とても大切にしてもらっていたし
ずっと年が離れた、年下の女の子達からは意外と慕われていたのですが。
いまだにチョットだけ、「少し年下の女性」が苦手です。トラウマですね。
(あ、もちろん「苦手」って言っても他の年代と比べたらっていう程度の事です。
 嫌いとかイヤとかではありません。)

また、別の会社では、職場の「お局様&主婦軍団」にロッカールームに連れ込まれ
1時間以上、大勢から吊るし上げられた事もあります。 
雨の日に私(だけ)を車で送ってくれた男性が、たまたま人気者だったから…。

大人になって受けたイジメは、その当時は確かに辛かったけど
私はいつも、その場を静かに離れることで解決してきました。
正社員でお給料も良かったけれど、職場を離れる事に全然未練はなかったし。
(私は昔から、あらゆる事に対して「執着」が薄いのです。)

「解決じゃなくて、逃げただけでしょ?」と言われてもいいのです。
だって、イジメなんて元々理不尽なもの。 
立ち向かったり我慢したり無理して戦う必要はサラサラないと、私は思うから。
私は、何処でだってもっと幸せに生きていけるし、生きてこれたし。

(今思えば、若気の至りで、私の態度にも問題が多々あった事、反省しています。
 反感を持たれるだけの理由があったと、ダメだった部分を自覚もしています。
 恥ずかしいほど未熟な人間でした。今もそうだけど、比べ物にならないくらい。)

だけどそれがもし、子供の頃だったら? 
特に義務教育の間は、簡単に「その場を離れる」なんてできませんよね。
だから、その辛さは想像に余るものがあります。
子供の世界はとても小さいから。
家庭と学校と、狭い地域社会… 
その中に「安らげる場所」が一つも無ければ、地獄でしょう。

私自身は、子供の頃は、いわゆる「いじめ」の現場に遭遇したことは皆無でした。
小学校中学年の一時期、クラスの男子全員から「特別扱い」されていた事は
ありましたが。(男子は「私に決して触らない」…という決まりになっていた)
私はそれを「イジメ」ではなくて「みんな私が好きなのね~」と思っていたので。(笑)

けど、最初の頃は… 本当はかなり傷ついていました。(←初めての告白)
「なんで男子は(フォークダンスで)私と手を繋ぐのをいやがるの?」とか、
「私の隣の席になると、どうしてみんな 『ゲーッ!!』 って言うの?
 その子(隣になった子)の事を、他の男子は何であんなに囃し立てるの?」…って。

当然でしょう。そんな目にあっていた女子は、クラスに私一人だけだったのだから。

それが何ゆえに(クラスの男子は私の事が好きなんだ!)という妙な自信に
繋がったかというと、母親から言われた言葉があったからです。

(母)「男子が手を繋いでくれないって?そりゃみんな、○○ちゃんの事が好きなんよ。」
(私)えーっ、ソレ本当!?
(母)「だって、こないだ懇談会の時、先生に言われたんよ~。 
    『あまり可愛らしい服を着せて来ないで下さい。男子が騒いで困りますから』
   …って。○○ちゃん、モテモテやね~。」って!! (←おだて上手の母でした。)

単純な私は、母のその言葉を、そのまんま信じました。
嘘かもしれないけど、信じた方が楽だったし、楽しかったから。嬉しかったから。
両親がいつも「無条件に」、私を可愛い、可愛いと褒めてくれたから。

で、それはナント、その後の私の人格形成に大きく関わっておりまして~
大人になってからも、「私はオトコにモテる!!」…という、妙な
自信が続きました。いつも自分を愛し、堂々としていられました。 
まこと、信じるものは救われる…です。 チーン。

もちろん今では、そんな根拠のない自信は、ある程度風化してしまいましたが。
(って事は、今でも少しは “ある” ってことどすえ~♪) ←またまた、自爆。

こんなアホらしい打ち明け話を何故書いてしまったのか、自分でも意味不明也。
唯一つ言えることは、人生なんて考え方次第でどーにでもなる。
天国も地獄も、自分次第…ってこと、かな。 
そして、子供にとっては「親」や「先生」の言葉が、けっこう…いえ、かなり大きいってこと。

by palty-yuria | 2006-11-14 00:07 | 日記・雑感・ちょっとした話